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指揮官の皆様へ

指揮官の皆様、当サイトへようこそ。株式会社イージスクライシスマネジメント代表の林です。皆様のご訪問を心から歓迎いたします。

当サイトはクライシスマネジメント専門のコンサルティングファームである㈱イージスクライシスマネジメントが指揮官の皆様を応援するサイトです。将来の指揮官を目指す方々にとっても非常に役に立つ情報を提供して参ります。

ここで皆様を「社長」、「経営トップ」の皆様と呼びかけず、「指揮官」の皆様と呼びかけているのには理由があります。

法律学や経営学の教えるところによれば、「責任」と「権限」は必ず一致していなければなりません。株式会社の社長には株主から、財団の理事長には評議員から、自治体の長には地域住民から委任された権限があり、その権限の大きさに伴う責任があります。

しかし、「指揮官」にはそのような責任の限界はありません。「指揮官」は与えられた権限にかかわらず、無限大の責任を負っています。

社長は株主から委任された権限に基づいて株主総会に対する責任を負っていますが、それは与えられた権限の範囲内の有限責任です。

しかし「指揮官」である社長が従業員とその家族に対して負っている責任は無限大であることを社長ご自身が最もよくご存知です。

経営に失敗して会社が潰れてしまえば、多くの従業員とその家族が路頭に迷うことになり、その子供たちの将来への夢さえ奪ってしまいかねません。

「指揮官」としての自覚のある社長は、この無限大の責任にしっかりと耐えておられます。それはちょうど、国家の命運を賭して戦いに臨む軍隊の指揮官が国家と部下の生命に関して無限大の責任を負っているのに似ています。

当サイトは、そのような「指揮官」としての自覚をもった「組織のトップ」の皆様を応援するサイトです。

イージスクライシスマネジメントシステム

イージスクライシスマネジメントシステム(ACMS)は、様々な組織の指揮官の皆様が、予測困難ないかなる事態に直面しても毅然として対応し、むしろその危機を機会と捉え、そこから飛躍を図るために体系化されたマネジメントシステムです。

それはちょうど、敵に攻め込まれても跳ね返し、返す刀で敵を壊滅してしまう精強な軍隊を育成していくのに似ています。

イージスクライシスマネジメントシステムは、「人が育つ活気ある組織」「的確な意思決定」「社会的信頼」という3本の柱から成り立っています。このシステムにより、人が育つ活気のある組織を作ることができ、危機を機会と捉える逆転の仕組みが可能となります。

私は大学院で組織論を専攻して以来、意思決定やリーダーシップの研究を続けてきました。また、30年間制服を着て過ごした海上自衛隊で事態への即応のためのノウハウを徹底的に叩き込まれてきました。

海上自衛隊を退職後、専門商社の営業部長や米国で米国法人の取締役などを経験しましたが、この間、ほんのちょっとした問題に対応できずに潰れていってしまう多数の企業の事例を見て、何とかしなければという思いを強くしてきました。そして、単に危機を凌いだり切り抜けたりするのではなく、そもそも脅威に強い体質を作り、現実の危機に際しては毅然と対応することのできるシステムを構築するため、自身の持っているノウハウをイージスクライシスマネジメントというシステムとして体系化いたしました。

東日本大震災の記憶もまだ新しいうちに熊本で大きな地震被害が発生し、さらには南海トラフに起因する大地震の発生も近づいております。しかし、我々に襲いかかってくる危機は自然災害だけではありません。テロや経済危機、あるいは組織内部から生ずる社会的信用失墜につながるスキャンダルなど「指揮官」をとりまく環境は厳しさを増しています。

これらの危機に適切に対応できなければ、その組織が何十年もかけて築き上げてきたものが一瞬にして崩れ去り、多くの関係者が路頭に迷うことになります。

一方で、「指揮官」がしっかりと対応することにより、危機を機会と捉えなおし、大きく飛躍していくこともできるのです。

指揮官の皆様には、どうかどのような事態に直面しても、少なくとも自分の組織とその関係者、家族を守り抜き、さらには飛躍の機会として一層の躍進を遂げ、私たちの社会に活力をもたらし続けて頂きたいと思います。

私たちは、そのような指揮官の皆様を全力を挙げて応援して参ります。