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事業を成長させる危機管理

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危機管理は事業を成長させるマネジメントであることをご存知でしょうか。

危機管理はもちろん大切だけど、まず収益を上げなければ。危機管理の重要性はわかっているけれど、どうすればいいのかよくわからない、危機管理はお金がかかるのでは?

このように思っている経営者の皆さんはとても多いのです。

危機管理を掛け捨ての保険のように考えている経営者の方もいらっしゃいます。

当サイトは、まさにそのような皆様のためのサイトです。

意外に思われるかもしれませんが、本来の危機管理にお金はかかりません。

危機管理には専門部門の設立も専従職員の採用も必要がありません。
ちょっとした工夫と発想の転換が必要ですが、あとは当たり前のことを積み上げていくだけなのです。

また危機管理は政府や大企業だけのものではありません。

基礎体力のない小さな組織こそ、しっかりとした危機管理が必要です。この努力を惜しむと、その組織が長年かかって築き上げてきたものを一瞬にして失いかねません。回復するには長い年月を要し、最悪の場合、回復不能な事態に追い込まれることも稀ではありません。

しっかりとした危機管理を行うと、そもそも危機的な状況に陥りにくくなるとともに、日常的な組織の業務の効率が高くなっていきます。

なぜなら、人が育ち、活気ある組織が作られるからです。私たちはそれを基礎体力と呼んでいます。

基礎体力があると、予測できない危機に遭遇した際にその絶対絶命の事態を逆手にとって、事業を進展させる機会とすることができるようになります。

それが、私たちが推進しているクライシスマネジメントです。

クライシスマネジメントは必ず成果をもたらします。保険のように掛け捨てになることはありません。

繰り返しますが、それは大きな、資金力の豊かな組織でなくても、ちょっとした工夫と発想の転換により実現することができるのです。経営者が真剣に取り組むかどうかだけにかかっています

二つの事例

私たちがクライシスマネジメントシステムを説明する際によく取り上げる二つの事例があります。

一つは、大きな取引先を失って倒産しかかっていた町工場です。もう一つは、女将が暖簾の誇りを守るために廃業を考えていた旅館です。

結果的に町工場は海外からの発注を受けて売り上げを3倍とし、旅館は常時満室御礼の宿に生まれ変わったのですが、どちらも大きな投資や人の採用を行ったわけではなく、起死回生のホームランを打ったわけでもありません。

当たり前のことに気付いて積み重ねていった結果なのです。

実は、その当たり前のことが何なのかを多くの経営者が気付かないまま残念な結果になってしまうことが非常に多いのです。

私たちは、その当たり前のことが淡々とできるようになることが必要と考えています。

当サイト及びサイト内のコラムではいろいろな提言やヒントをお伝えします。

経営者の皆様には、それらを参考として、ご自分の組織とその構成員、そしてその家族を守り抜くことのできる活気ある組織を築いて頂きたいと願っています。それは経営者にしかできない、そして経営者の最大の使命なのです。