専門コラム「指揮官の決断」
規律の弛緩
軍事組織であってはならない事態 防衛省は7月12日、服務規律違反や不正があったとして218人の懲戒処分を行いました。その中で最も多くの処分者を出した海上自衛隊は、酒井海上幕僚長が引責辞任することとなりました。 事務次官が […]
続きを読む
今、そこにある危機
映画のタイトルですね 今回の表題はハリソン・フォードが主演したアメリカ映画のタイトルの邦題です。 弊社配信のメールマガジンで、この原題”Clear and present danger ”というのは、もともとは法律用語で […]
続きを読む
使命の自覚
目的は何かを問い直すためには 当コラムでは最近、目的は何かを問い直すべきというコラムを複数回にわたって掲載いたしました。 意思決定に際して、まず、自分たちの使命は何かを考え、その使命から、自分たちが何をすべきなのかを導き […]
続きを読む
何が真実なのか 検証の難しさ
「事実」とは何か 当コラムでは、メディアの報道がファクトチェックもしない、どころか、自分たちの先入観や価値観に基づいて事実を歪曲した報道すら平気ですることをたびたび批判してきました。 真実はともかくとして、少なくとも事実 […]
続きを読む
生兵法は大怪我の基
しつこいようですが専門性の問題に触れます 当コラムをお読み頂いている方々は、「またか」と思われるかもしれませんが、当コラムは「専門コラム」と題しておりますので、専門外の分野について語るときにはかなり慎重な態度をとっていま […]
続きを読む
特別権力関係
専門外の話ではありますが 今回は、当コラムにしては珍しく専門外の領域に踏み出そうとしています。 表題は法学部出身の方には聞きなれた専門用語です。 公法学、主として憲法論において、人権が制限される根拠となるのが、この特別権 […]
続きを読む
危機管理の視座
専門家とは 筆者は当コラムの中で、繰り返し執拗に専門性について論じています。専門内の事柄については文責を負うし、それなりにファクトチェックも行い、誤りのない議論に努めています。一方、専門外の問題については極めて慎重な態度 […]
続きを読む
ファクトチェックだけでなく、解釈も誤ってはならない
承 前 しばらくコラムの更新が滞っておりましたが、前々回、マスコミに関係する人々の基本姿勢が出鱈目であることを指摘し、前回は状況をしっかりと理解するためには、ファクトチェックを行ったり、原典を当たるなどをする必要があるこ […]
続きを読む
ファクトチェックすらできないメディア
メディアに登場する専門家には御注意を 前回、当コラムではマスコミの報道は記者の能力不足で事実が誤って報道されたり、あるいは意図的に事実が捻じ曲げられて報じられたりすることがあることを指摘し、母校で開かれたある懇親会で、マ […]
続きを読む
メディアの本性
地に堕ちたジャーナリズム 当コラムでは、コロナ禍においてメディアの報道が出鱈目であることについて再三言及してきました。 視聴率や購読率を上げるために不安を煽る戦略を取った彼らは、不安を煽るのに都合のよい事実を切り取り、彼 […]
続きを読む