専門コラム「指揮官の決断」

ブルータス、お前もか
Et tū, Brūte? 表題は有名な言葉です。カエサルが紀元前44年3月に暗殺されるときに、その企みに自らの古い友人であり、腹心でもあった元老院議員マルクス・ユニウス・ブルトゥスが加わっていたことを知って落胆して呟い […]
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安全保障の議論がチグハグな理由
それでも「専守防衛」は誤解されている 先にこの国では「専守防衛」の概念が理解されていないという記事を配信いたしました。海上自衛隊のいろいろな先輩方から、「攻撃されても反撃できないというのは何事だ。」と御叱りを頂きました。 […]
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専守防衛
「専守防衛」概念の誤解 当コラムは危機管理の専門コラムですので、その他の専門領域に入り込むことにきわめて慎重な態度を取っておりますが、安全保障上の問題に関してはこれを黙して語らずという態度をとるのは危機管理の専門コラムと […]
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米無人偵察機とロシア戦闘機の衝突
無人偵察機と戦闘機の衝突 3月14日、黒海上空で米軍の無人偵察機MQ9ディーパーとロシア空軍のSu27戦闘機による接触事故が発生しました。 米軍の発表によれば、無人偵察機は黒海上空で情報収集・監視・偵察の任務を遂行中にロ […]
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気球に関する諸問題 その2
再び気球について 前回取り上げた気球に関する問題を再度取り上げます。 この気球に関する問題はいろいろな側面を含みます。 科学技術的な側面、安全保障及び軍事的側面、国際関係論的側面などです。 巷では例によって陰謀説などが喧 […]
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気球に関する諸問題 その1
はじめに 今年になって急に浮上してきた問題の一つに気球があります。 1月末に北米で発見された気球をサウス・カロライナ州の海上に出たタイミングで米空軍戦闘機がミサイルによって撃墜したのを皮切りに、アラスカ、カナダ、ミシガン […]
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コロナ禍の実相 その3
はじめに 危機管理論の眼で社会に起きている様々な現象を見るとどう映るかという議論を続けます。 今回もコロナ禍を取り上げますが、当コラムは社会科学の領域からの観察に留まっておりますので、対象の全体を見ているということではあ […]
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コロナ禍の実相 その2
はじめに 今回は、危機管理入門の基礎的な理論と同時並行で進めている応用編であり、危機管理の眼から社会の様々な事象を見るとどう見えるかという話です。 皆様に話が見えやすいように前回の応用編に引き続きコロナ禍を取り上げます。 […]
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コロナ禍の実相
危機管理の観点から社会を眺めると・・・ 今年から新しく当コラムの編纂方針を定め、前回は危機管理論入門のイントロダクションをアップいたしました。 今回は理論の実践面であるところの、危機管理論の立場から世の中を見るとどう見え […]
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明けましておめでとうございます
はじめに 年頭に当たり、旧年中に賜りましたご意見あるいはご声援に感謝申し上げますとともに、本年も変わらずのご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 当コラムは危機管理の専門コラムとして、皆様に様々な角度から危機管 […]
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